カンパニョーロ・ハイペロン・ウルトラ、Campagnolo HYPERON ULTRAを買っちゃいました。いやいや、先日発表されたコレじゃないです。十数年前、ひと昔前のホイールを今年の1月にヤフオクで中古極上品を買わせていただきました。手に入れて間もなく新型ハイペロン発表。ビックリ。最新機材好きの方は全く興味の無い話(自己満足、自慢)が続きます。m(__)m。
当時トッププロが山岳決戦ホイールとして使っていたみたいです。でも、僕が買ったのは当然クリンチャー。レースに出ない僕はチュブラーのメリットより、クリンチャーの使い易さを優先。チタニオに装着予定だったんで、もちろんリムブレーキ仕様。ていうか、当時はディスクなんか無かったし…。もう一度書きます。性能第一主義の方は全く興味の無い話が続きます。
この頃のカンパは年式によって、コロコロ仕様が変わります。僕のは赤キャップなんで評判の悪いセラミックベアリングのタイプ。虫食いがでやすいそうです。でも、僕のは全くの虫食い無し状態。この状態が続くように、これからも念入りにメンテナンスします。
なかなか綺麗な受けです。カップ・アンド・コーンはメンテナンスがシッカリしてれば、ビックリするくらい長く使えます。シールドベアリングの場合は掃除する以外メンテナンスしようが無いですからね。(分解する人もいますが…。)
カーボンのハブに直接スポークが刺さってます。普通は金属の補強があります。当時でこの技術は凄い難しかったそうです。(高いはずです。)
瓢箪型のハブ。作りこみが違いすぎます。手持ちのシャマルのハブの手の抜きっぷりが悲しくなってきます。
ニップルが外に出ていないんで、スポークの調整はリムテープを剥がして専用のニップル回しで調整。面倒くさいです。当然専用のニップル回しなんか持っていないんで、「中華ねじ回しセット!!!」色んな形、大きさが70本以上揃ってます。精度はともかく、ほぼ何でも回せます。困ったときには頼りになります。もちろん普段はちゃんとした工具使ってますよ!
シッカリと洗浄します。樹脂パーツは普通のパーツクリーナーは使えないんで、プラスチックセーフを使いましょう。その時は大丈夫でも、時間が経って開けて見るとパキパキになって割れてたり、ドロドロに溶けてたりします。3倍くらい高価やけど安心です。
カーボン好きが痺れるのはこの織柄じゃないでしょうか。ペタペタ、カーボンシートを適当に敷き詰めて最中(モナカ)みたいに大量生産で焼いている現代では出来ない、昔ならではのメチャ丁寧な仕上がりです。でも、当時から、カンパのラベルはトップグレードでも「貼ってます」がまるわかりのステッカーです。もちろん最新の技術の集大成とコストと性能を考えれば現状販売品に軍配が上がります。僕もローハイトのカーボン、リムブレーキ仕様が欲しかったんで、フルクラムのレーシング・ゼロ・カーボン(最新でも無いけど)と悩んだんですが合わせる自転車と過去の栄光の話を考えるとコッチになってしまいました。
タケさんのサーベロ S5。デュラDi2、ZIppのホイール。完璧なマシーンです。迫力満点。
僕のコルナゴもこちらと並べると、線が細いというか、貧弱に見えます。まあ、ソコを狙ってるんでコレでイイんです。
金剛山ロープウェイを走ってきました。元々、結構イイ、シャマル・ウルトラのカルトベアリング仕様を履いていたんで、違いが解るかどうか。貧脚で鈍感な私がヒルクライム用ホイールのレポートをしても重みが無いんでサラッと。金剛山ロープウェイって激坂は無いんですが結構斜度の変化があるんです。下りも有ります。だからヒルクライムといえども変速回数も多いんです。シフトの度にグッとなったりスっとなったりするのがスルっという感じ。(解ります?)リムが激軽なんで慣性ってヤツが関係してるんでしょうか。斜度が変われば、ギアもケイデンスも変わりますよね。そのショックが優しいって感じでしょうか。一番わかるのが信号からのスタート。堺在住、信号厳守をするなら、ありがたみ大アリです。(そこかい!)。というわけで、自己満写真にお付き合いいただき、ありがとうございました。
追筆:ん~?でも、なんとなくヌルイ感じがするので再調整しました。それはまた、後ほど。
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